「このイベント/セミナー行った方が良いですか?」という質問に回答している、モノゴトの考え方。

私は親しい後輩などに、「このインターンシップやセミナーは行く価値がありますか?」と相談されます。スピードワゴンの小沢さんがよく言っている言葉で、「相談って無駄だと思う。だって相談しに来ている人の中でどっちか答えが決まっていて、その判断の背中を押して後押ししてほしいだけだから」というのがあります。


私は「そのイベント・セミナーに掛かる時間と同等、もしくはそれ以下の時間で同じ成果を得られるなら行く必要はない。」と回答しています。

どういう事でしょうか。端的に言えば「同じ成果を得るのに時間効率が良い方が選べ」って言ってるだけです。


合同説明会の相談をよく受けるので合同説明会を例に出します。


・合同説明会で色々な企業を知る為に会場に赴き、トータル9時間割く場合

・合同説明会で出展している企業をリストで把握し、一社一社サイトを確認する行為、3時間割く

得られた情報量的にも両者は同じように感じますが、時間効率が異なります。

「イベントに行った自分」と「イベントに行かないで他の事を成し遂げる自分」で、より意味のある方を取捨選択してほしいと考えています。

もちろん合同説明会にいって、実際に働かれている社員の顔や様子を伺えるなども込みで天秤にかけてください。


難しい言葉・言い回しをするならば、代替的行為が可能かどうかって点にも注目して下さい。合説で出展している企業をリストで確認し、個別に詳細確認するという行為は、人によって合同説明会に行く代わり(代替的)になり得る行為です。

代わりが効く、と言いますか。

なので、代替的行為が可能かどうかも大事だと思います。


私の大学主催のセミナーでは、いつもレジュメ(スライド)を基に進行していたんですよね。そしてセミナー後にいつもレジュメをウェブ上で公開していました。

ある種、「有能就活課」と受け取る方は居ると思いますが、私はこのような場合では、レジュメを配布して10分程度時間を割いて目を通す方が自分のとってメリットと考えました。


もちろんセミナー内でレジュメ外の内容が出る可能性も考えましたが、3時間などの時間を費やしてまで受け取るべき情報ではないな、とも推測していました。そこはリスクとリターンを天秤にかけていたんです。


代替的行為が出来ない、たとえば株式会社ダイヤモンド社のセミナー!みたいなモノに関しては、

「セミナーを欠席して浮いた時間で、セミナーに参加する以上の効率で自分にとって意味のある事が出来るのか」と考えていただきたいです。

企業の濃密な3時間を超える効率で、やるべきことなど効率の良い事がある場合はそちらを優先して下さい。


結局は行動の利益・不利益を被るのは自分なので、自分で考えて行動してみてください。


参加した時のメリット・デメリットなどもしっかり考えて行動するのが吉と言えます。