「就活に興味があるけど、周りのみんなが言ってる用語が分からなくて遅れを取っている・・・。」
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【インターンシップ】略称:インターンなど
インターンシップとは、学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度。 日本においては、大学本科生では3年次の夏・春の長期休暇中に行く事がほとんどで、3年秋から本格化する就職活動に先駆けて就業体験を積むことで、就職活 動本番でのミスマッチを防ぐ目的もある。(インターンシップ – Wikipedia)
就職活動を控えた学生を企業側が受け入れる事によって職業体験をさせるのがインターンシップです。時期は就職活動が本格化する前のシーズン、主に夏季・冬季が主流です。
企業により長期インターン(1ヶ月以上)から短期インターン(1day)など様々な種類があります。
14卒の頃のインターンシップのイメージは「仕事の一端を体験させて企業理解を深めてもらう」という名目で、先輩社員の雑用(コピーなど)と揶揄されていましたが、16卒以降の最近の就活事情は売り手市場(学生有利)なので、非常にどこの会社も工夫を凝らし、多様化しました。本格的に就職活動が始まる前に動き出している「意識の高い就活生」をいち早く知る事が出来、リスト化出来る点や「企業と学生のミスマッチを実際の社内などの雰囲気を通して避ける」など企業にとってもWinのあるイベントになっています。
近年のインターンシップは、就職活動初期ということもあり、
大学で行われるような1から10まで説明してくれるような就職活動ガイダンスを実施してくださる企業や、本選考(3月)以降に行われるグループディスカッションやグループワークの予行練習として、グループディスカッションなどに取り組ませる企業が目立ちます。
積極的にマイナビ18やリクナビ18に登録し、参加してみましょう。
【エントリーシート】
内容は、氏名と連絡先・出身高校名と大学名(中途採用の場合はこれに加えて職歴)を記載する欄の他、各企業が独自に作成した何問かの設問がある。これらの設 問の内容は志望動機や自己PRに関連した内容がほとんどで、記入欄が広く取られ、論作文試験と同じような形式になっている事が特徴である。また、TOEIC○点、英検○級など、資格や特技などを申告させるスペースもある。(エントリーシート - wikipedia)
簡単に表現するならば、企業が自由設問した解答用紙(アンケート用紙)。履歴書だと大学ごとに設問などが異なり、学生に一律で質問が出来ない為に、企業が用意した設問に答えてもらう必要がある。会社説明会時に記入するタイプや、企業にエントリーする際にESを提出する事を義務づけ書類選考する企業など数多くある。
メールやサイト上からpdfファイルをダウンロードし、印刷して記入する事を指示する企業もあるので、就職活動が本格化する前に印刷環境はしっかりと用意しておきたい。提出方法はネットのエントリーシート記入フォームや郵送など様々な種類がある。
【オープンES】
株式会社リクルートが展開する新しいビジネスモデル。
利用するかは君次第。
オープンESでしか提出できない企業などは稀、もしくは存在しないので
就活生によっては一切使わない事も。
私自身就職活動を終えて、この用語を理解したが、一片の悔いもない。
【履歴書】
アルバイトの面接などでも馴染みがあるであろう履歴書。就職活動においても、その意味合いは変わりません。
基本的には自分の通っている大学の履歴書を使用して就活をする。大学の生協などに必ず置いてあるのでチェック。就職活動が本格化する直前になると売り切れたりする可能性高。
証明写真は、写真屋さんでしっかりとお金を出して、最高の顔写真を撮ってもらいましょう。
就職活動を終えたセンパイは履歴書をもう使わないので、サークルやゼミのセンパイに履歴書を貰うのもアリ。 相場は1枚20円前後。
書き損じは就活生の天敵。時間とインクが無駄になってしまう。
意外と忘れがちなのが、「顔写真の裏にも名前を書いておく事」
【何者】
朝井リョウ/著
就活のため、拓人は同居人の光太郎や留学帰りの瑞月らと集まるが――。直木賞受賞作!
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っ ていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようにな る。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。
2016年10月映画公開なので、18卒のみなさんが鑑賞されると思い、「就活」を題材にした本作を掲載した。
就活生とSNSでの闇が上手く描写されている。夏季インターンシップなどイマイチやる気が出ないで参加していなかった人はこれを視聴して、就活に対するモチベーションを上げてほしい。私は原作読んだが、「仮面ライダー電王」から佐藤健のファンだし、「ウォーターボーイズ」から山田孝之のファンなので、おそらく劇場に足を運ぶ事になると思う。
【四季報】
四季報(しきほう)とは、一般的にはある分野に関する新しい情報・資料などを掲載して1年に4回(季節ごとに)刊行される出版物のことをいう。四半期ごとに作成される書物という意味では、「月報」、「年報」と元々は同列である。組織内での発行物としては、「四半期報」と呼んでいることもある。
金融・株式の「四季報」
日本では、東洋経済新報社の「会社四季報」・「就職四季報」が有名である。金融証券の世界では、「四季報」は東洋経済新報社の発行する「会社四季報」を意味する。上場企業に関する情報はもちろん、REIT、ETFなど上場している投資信託等に関する情報も掲載している。
なお、同種の刊行物としては日本経済新聞社の「日経会社情報」、ダイヤモンド社が発行する「『株』データブック」がある。これらは一般書店で販売しており、個別企業研究の必携書と位置づけられている。ダイヤモンド社はこの分野では後発である。
一般的には就活生において四季報は画像のような冊子を呼ぶ。画像は東洋経済社出版の四季報である。東洋経済社の四季報は、「総合版(大手企業)」「中小企業向け」「女性向け」の3種類などある。
業界(特に近年新しく出来て業界全体が東証一部上場あまりしていない)によっては青本(大手情報掲載)のものに企業が乗ってないので、業界によっては「中小企業向け」の四季報を買うのも進める。こればかりは2018年版を買うのをオススメする。前年度(2017卒)の採用実績校や今年度の採用数であったりが確認できる。また何より3年後離職率や平均年収、平均年齢など貴重なデータが詰まっているので、参考にすべし。1冊2000円程度で高いが将来への投資ということで購入しよう。マクロな情報というより、より詳細なミクロな情報が詰まっている。
【業界地図】
各業界のプレイヤー(企業)を売上高や規模を図解で表現している本。
例えばなんだが、「みずほ銀行」と「東京三菱UFJ銀行」の違いを皆さんは理解しているだろうか?「サイバーエージェント」と「セプテーニ」、「電通」と「博報堂」何が違うんだろうか。そういった疑問をイラストで図解してあるので大変分かりやすく、就活の導入としても非常に向いている。基本的には紙面の限界もあるので「広く浅く」だが、非常に価値がある情報が乗っている。基本的には主要プレイヤーしか掲載されていないが、志望業界で強いプレイヤー(企業)がひと目でわかるのは大変効率的で助かる。
東洋経済社の業界地図は非常に見やすいのでオススメである。デザインが凝っており、オシャレなデザインなので見やすく、息抜きで観る程度でも就活に対する意識が高くなれる。
【自己分析】
敵を知るにはまず自分から。なぜなら、エントリーシートや面接で問われる内容のほとんどが、「貴方自身に関する」ことだからです。人間は、自分のことを思った以上にわかっていません。
なぜでしょうか?
私たちは普段何をして嬉しく感じるか、どんな性格かと真剣に考える事は無いです。就活を機に人生で初めて「自己分析をした」という人は多いと思います。
自分が何をするとやりがいを感じるか、どんな企業が好きなのか、など改めて見つめなおしましょう。
自己分析がしっかりしていないと面接で上手く行かないとも言われています。またゴールデンウィークを過ぎて、自己分析を再度しっかり見つめなおしたら良い成績が出た、というケースも多いです。年が明けてからはドタバタして、つい時間が無くて自己分析の時間を削ってしまいますが、しっかりと自己分析の時間を取りましょう。
【他己分析】 読み方:タコブンセキ
読んで字のごとく、他人に自分の事を分析してもらうことです。仲の良いお友達が適任でしょう。彼らは貴方の事を知っています。もしかしたら、あなたのこと以上にモノを知っているかもしれません。
意外と自分が知らない自分の一面を知りましょう。
また、面接などで「友達からはなんと言われる事が多いですか?」など質問される事があるので、他己分析は一度やってみましょう。
【プレエントリー】
エントリーの前段階。とりあえず登録しておくか、といった資料請求的な側面がある。
プレエントリーをすると、その後マイナビなどから説明会の日時などがメールで送られてくる。プレエントリーだけ、でその後選考に進まない場合も非常に多い。
近年は学生優位の売り手市場なので、企業の「説明会きてください営業電話」も激化しているので注意。プレエントリーで終わっているということは志望度が低いのに、電話口で説明会の登録を強いられる。これに対する最善の対策は「後ほどネットの方で都合の良い日程でご予約させていただきます」と申し上げて電話を切ることだ。志望度の高い企業はプレエントリーだけで終わらせず、説明会予約までしておこう。
【エントリー】
マイナビなどのエントリーをするのも「エントリー」に含まれるが、一般的には求人を出している会社の選考のStep1に参加した程度の事をエントリーと表現する。多くの場合は、説明会に参加した、もしくは書類選考の為にESを出したといった場合はエントリーしたと言える。就職活動が始まると、採用実績が欲しいだけの大学サイドからエントリー社数は100、もしくは200社行こうと言われるのが、短期化が進み、それだけの企業に足を運ぶのが不可能に近いので、あくまで聞き流したほうが良い。実際のデータとして16卒のエントリー社数平均は52.6社である(マイナビ発表)
【SPI3】
SPI3とは就職活動で多く採用されている適性検査であり、筆記試験はSPI3と考えてもらって大丈夫です。
「性格適性検査」は長時間時間をかけて対策するという事はなく、矛盾なく、かつ明らかに選択ししてはいけない選択肢(上司に従いたくない、など)を避けるのみです。
「能力検査」は「言語」と「非言語」の二種類があります。難しい言葉で表現していますが、「国語能力」と「数学能力」です。
「言語」では熟語の関係(高低=大小)や文章を読み解いての文章挿入、など
「非言語」は中学受験の算数レベルを時間を掛けずに解く能力が求められます。
文系大の方は数学に抵抗があると思いますが、数学が得意な方では1週間、苦手な方でも1ヶ月程度本気で勉強すれば、選考通過出来る程度の実力は付きます。もともとの数学能力を図るのではなく、どれだけ就活のために努力できるか、といった側面が見られているような気がします。誰でも頑張れば出来ます。
参考書は本屋の就活コーナーやamazonで「SPI 18」と書かれている本を購入して下さい。人によって問題が多いほうが学力向上する、解説が多い方が学力向上する、など違いますので、自分好みの問題集をお買い求めくださいませ。
【会社説明会】 類義:説明選考会
会社をより良く知ってもらう為に会社側が開催する説明会。社長登壇や現場社員(若手2-3年目)のトークなどが盛り込まれる事が非常に多い。
基本的には、マイナビやリクナビもしくは企業ごとのマイページから登録することで予約する事が出来る。
16卒から就活の短期化が始まり、説明会後に筆記試験、ES、グループワーク、グループディスカッションなどの選考を行う、選考説明会という新しいタイプのものが出てきている。企業にもよるが、
大体1.5~3時間ほどのイベントである。
もちろん自由参加ではなく、多くの企業で選考に進まれる方は説明会の出席が必須とされている。また説明会は前から詰めて座るのが常識的なマナーとされているので注意である。もし普段の講義のように、後ろから座りたいのなれば開始4分前に滑りこむのが吉。本選考のSTEP1として位置づけられているので、3月1日から多くの企業が開催されている。インターンシップ参加者のみ、水面下で3月以前の説明会などを案内しているケースもあるので、志望度が高い企業は積極的にインターンシップに参加するべきである。
【リクルーター/リクルーター面談】
リクルーター制度とは、企業が就職活動者に対して「この人は優秀だ」と判断した人材に、マンツーマンで社員(リクルーター)を付け、入社してもらえるよう選考期間を伴走する制度となっていますです。
リクルーターとは、人事から要請を受けて採用活動を補助する社員のことで、採用の初期段階に主に出身大学の就活生に対して面談を行います。主に活発なのは「金融」「インフラ」ですが、他業種でも選考の過程でミスマッチを防ぐ為に採用されていることもあります。
カフェなどで1-3人を集めて、「建前上面接ではないから気軽に」と言って、学生の話を聞き、選考に影響する選考方法です。ESや説明会を予約した時に大学の後輩などに連絡を取り、会うケースは多いです。
企業側も「リクルーターを付ける事で会社に好印象を抱いてもらい、本命志望してもらう」や「有望な人材を確保できる」などメリットが数多く存在します。リクルーター面談とはいえど、気を抜かずに望むのが一番である。
【グループワーク/グループディスカッション】
略称:GW/GD
就活生を4-6人集めて、課題を課す事で課題処理能力やコミュニケーション能力など、普段の本性をさらけ出し、かつ時間も短縮出来る合理的選考集団。
「タオルの売上を10倍にしなさい」といった課題を初対面の就活生と共に話し合い解決するのは、人によっては面白いと感じる事がある。
リーダー、タイムキーパー、書記などの役職は、課題達成の為に必要であれば任命すればいい。
得意な人は得意で、苦手な人は苦手な選考である。
早期からインターンシップなどで慣れておき、本選考のGW/GDでは堂々と話し合い出来るようにしておこう。
【内定】 同義語:内々定
就職活動のゴール、採用試験の合格を意味する。
内々定は内定と同義である。10月の内定式に内定を与えるという事になっているので、「内定をあげますよ」という正式な約束が内々定であり、内定には変わりない。
早い人だと4月中旬から内定をもらえる学生が出てくる。選考解禁(と一応されている)6月時点で「1社でも内定をもらえている学生」は全体の54%というデータが有る。
内定を取っても就職活動を妥協したくないということで就職活動を続ける学生も非常に多いのが印象的。
【オワハラ】 正式名称:就活終われハラスメント
就活短期化が謳われた16卒頃から顕著になりだしたハラスメント。企業としても時間とコストをかけて、内定を出した人に辞退されるのは、採用予定人数の兼ね合いもあり、大変嫌う。そこで、「他社の選考を終わらせる証拠を見せてくれたら弊社の内定をあげますよ」と最終選考の場で言われるのがオワハラである。
現在主流のオワハラ。最終選考の場で、選考進んでいる他社の人事部に電話をかけさせて、辞退させる。内定承諾書をかかせ、いかなる理由でも内定を辞退出来ないようにさせるなど。企業側の気持ちもわかるが、学生としては人生の大事なイベントなので、悔いのないように就職活動をして決めたいものである。就活が生んでしまった不合理なハラスメント
【内定辞退】
内定を沢山いただいたとしても、身体は1つしかないので、どれか1つの企業に絞らないといけない。最終的には就職先以外の企業は全て内定辞退することになる。
内定をいただけた企業はもちろん人材とコストと時間を惜しみなく使って採用活動をされているので、最大限のお詫びをし、出来るだけ迅速に辞退しよう。
この場合、メールで連絡するのは非常識とされている。実際に受け取り側の既読が分からないなどの問題もあるので、必ず伝える事が出来る電話でしっかりと連絡を取ろう。その際、「企業まで足を運んでこい」や「内定先教えろ」という脅しに近い行為を強要されるが誠意を持って拒否しよう。内定辞退を悩める就活生は改めて考えると、贅沢な悩みを抱えている、と感じる。辞退できるだけ内定をたくさん取れる就職活動にしてほしいものである。
【お祈りメール】 同義:お祈り
基本的に就職活動を行う大学生(就活生)の間で使用される。企業から送られてくる不採用通知には、末尾が「今後のご活躍をお祈り申し上げます」「今後のご健闘をお祈り申し上げます」「充実した学生生活を送られることをお祈り申し上げます」といった一文で締められていることが多いため、これを俗に「お祈りメール」と呼称するようになった。また、「お祈りメール」を受け取ること、すなわち不採用になることを「祈られる」[「お祈りされる」「お祈りをもらう」などと表現することもあるほか、新卒採用だけでなく中途採用における不採用通知でも「お祈りメール」の俗称が用いられる場合がある。
企業が学生に不合格を通知する際に、きまっていつも「お祈り申し上げます」という文面が羅列された事から2007年頃より、「不合格通知メール=お祈りメール」と呼ばれるようになった。そこから転じて、「選考に落ちてしまった事」を「祈られた」と表現することもある。
初めて「お祈りメール」を読んだ時の衝撃は今でも忘れられない。
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